『パンセ』を読む

第六章 哲学者たち

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立てつづけの雄弁は、退屈させる。
——
君主や国王たちは、ときどき遊ぶ。彼らはいつも玉座にいるわけではない。彼らはそれに退屈する。 偉大さを感じるには、それを離れる必要がある。何事においても、連続は、嫌気(いやけ)を起こさせる。 身体をあたためるには、寒さも心地よい。
——
自然は、<往と還>の進み方で動く。それは往(い)っては戻り、ついでもっと遠くに行き、ついで二倍も 少なく、ついで今までかってなかったほど遠くに行く、等々。
海の上げ潮は、次のように行われ、太陽は次のように進むかに見える。

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公開日2008年2月22日