二人で老いるのは 美しい ひとりで老いてゆくのは さびしい
二人で老いるのは 幸せだ ひとりで老いてゆけば 悲しみがつのっていく
二人で美しく老いるのは 稀なこと ひとりで幸せに老いるのは 稀有な人
老いてゆくものよ さびしさにたえ 悲しみにたえ かってはひととき幸せな日々があったことを思い この道を行くほかはないことを知っている それを知っていても さびしさはつのり 悲しみも消えない