『スッタニパータ』中村元訳を買う
金曜日の夕刻 横浜駅で乗り換えの間に 本屋に寄って 注文していた本を買う
世界中で一番面白いミステリーを読むような気持ちで 二千五百年前の言葉が閉じ込められた本を 今開いている
古いもののなかに 新しいものを発見できるだろうか 二十一世紀という時間のなかで 真理は現れてくるだろうか
あるいはただ単に 考古学のごときものであるか