『パンセ』を読む

第三章 賭の必要性について

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われわれの想像力は、現在の時について絶えず思いめぐらしているので、それを非常に拡大し、 永遠については思いめぐらさないので、それを著しく縮小する。その結果、永遠を無に、無を永遠に してしまうのである。これらすべてのことは、われわれのなかに実に生き生きと根をおろしているので、 われわれのいっさいの理性も、われわれをそれらのすべてのことから守ってはくれないのである。

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公開日2008年2月3日