『パンセ』を読む
第ニ章 神なき人間の惨めさ
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習慣はわれわれの本性である。信仰に慣れる者はそれを信じ、もはや地獄を恐れずにはいられなくなり 、ほかのものを信じない。
王は恐るべきものだと信ずることに慣れる者は・・・等々。
したがって、われわれの霊魂も、数、空間、運動を見ることに慣れたため、それを信じ、 それだけしか信じないのであるということを、だれが疑うであろう。
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公開日2008年1月20日