何故戦争が起きるのか。
この夏「ひめゆり」を知った
私はこの夏、沖縄の「ひめゆりの塔」に行った。戦争についてあまり知識のなかった私は、平和祈念資料館をじっくり回り、とにかく打ちのめされた。年は違っても私と同じような学生たちが、国のために暗い壕の中で生活していたのだ。証言冊子で「お米を走って取りに行き、命がけだった」という内容が忘れられない。学生を含め、多くの人の命が失われるまで、なぜ戦争をしなくてはならなかったのだろうかと思った。
二度と戦争を起こさないために、何ができるのかと考えた。まだ分からない。今も世界のどこかで、誰かが戦火におびえながら、生活しているかもしれない。いつかは私はそれを経験するかもしれない。まだ何も分からない。でも、とにかく私は、誰も苦しまないように、自分のできること、何をすべきなのかを考え続けたいと思った。
中学生 薮谷みちる(東京都 14)朝日新聞 若い世代 投稿より
なぜ戦争が起きるのか?どうすれば戦争がない世界を作れるのか。誰にも分からない。人類始まって以来戦争は起きてきた。戦争がなくならない。わたしは80年も生きてきたが、どうすればいいのか分からない。答えが見つからない。この中学生に一言も教えることができない。若くして大変な疑問を抱えたな、と見守ることしかできない。
2022年2月24日ロシアがウクライナに攻め込んだ時、頭をガンと殴られたような気がした。21世紀の今日、こんなことがよもや起こるなんて信じられない。プーチンは19世紀の世界観の中で、生きているのだと思った。まさか今日、こんなことが起こるなんて。こんなことをしようと思い、する人間がいるなんて。たったひとりの時代錯誤な男が世界中を騒がせている。核の脅しまでして。自分勝手な独りよがりの理屈を振り回しているが、要するにウクライナの領地をロシアのものにしようとしているのだ。こんな奴は、できれば蠅のように叩き潰したい。しかも、80%を超えるロシア人がプーチンを支持しているなんて。そんなことになる国家があるなんて。ドストエフスキーとトルストイを生んだ偉大なロシアがこんなことになるなんて。・・・管理人
追記
ふと思った。・・とすれば、あらゆる争い・戦争は、結局土地争いなのか。