山川登美子の歌
後世は猶今生だにも願わざる わがふところにさくら来てちる。
地にわが影空に愁の雲のかげ鳩よいづこへ秋の日往ぬる
山川登美子(1879年明治12年 - 1909年明治42年)。福井県小浜市生まれ、明星に投稿して与謝野鉄幹、晶子の知遇を得る。肺結核で29歳で夭折する。
『山川登美子の世界』安田純生監修 青磁社
後世は猶今生だにも願わざる わがふところにさくら来てちる。
地にわが影空に愁の雲のかげ鳩よいづこへ秋の日往ぬる
山川登美子(1879年明治12年 - 1909年明治42年)。福井県小浜市生まれ、明星に投稿して与謝野鉄幹、晶子の知遇を得る。肺結核で29歳で夭折する。