今日 お母さんと順ちゃんの納骨をした
天気も穏やかで 暖かい日差しが墓石にそそいでいた
わたしたちはバラの花を手向けて それぞれのお別れをした
しかしだれもが思っていただろう お墓の下の暗い穴にあなたがたはいないと
昔から創世記の神は言明している 塵にすぎないお前は塵に返ると
かくもあからさまな摂理に呆然とし 人は惑い夢を見る
あなたがたの生きた証(あかし)が 心象のなかによみがえる