人生は終わった

人生は終わった

わたしは路傍の石
ほこりをかぶった樹
人びとがそばを通り過ぎる

わたしは
うなだれてそこにいるだけ
果てるまで・・・

真実というものはあると思っていた
それを得れば
偏見や錯誤や狂信から自由になり
世の中に生きながら
迷わず正しく歩いていけると思っていた

ああ、青春の青い思いよ

平成二十五年九月
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