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源氏物語は、次のような書き出しで始まる。
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに、いとやむごとなき際きわにはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。この更衣は淑景舎に局が与えられ、壺(中庭)に桐が植えられていたことから、桐壷の更衣と呼ばれた。多くの女御更衣たちから、嫉妬され、いじめにあって、第二皇子光源氏を産んで、源氏が3歳の時亡くなってしまう。
(いずれの帝の御代であったか、大勢の女御、更衣がお仕えしているなかで、身分はそれほど高くはないが、ひときわ寵愛を受けていた更衣がいた。)
時の帝に寵愛された更衣は、壺庭に桐が植えられていたので、桐壷の更衣と呼ばれ、帝も桐壷帝と呼ばれて、巻名になっている。
※ このページは、渋谷栄一氏の源氏物語の世界によっています。章分け、登場人物等すべて、氏のサイトからいただき、そのまま載せました。ただしあらすじは自前。氏の驚くべき労作に感謝します。
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